【持病と婚活】病気は隠さず告白するべき？いつ打ち明ける？結婚相談所での対応は

持病がある方の婚活はとても難しいです。慢性的な病気を持つために、恋愛の進め方に悩む人はたくさんいます。

残念ながら持病があると、間違いなく婚活に不利です。しかし持病があっても婚活を成功させ、無事に結婚した人もたくさんいます。

持病持ちに向けた婚活の進め方には最適解が無く、婚活のプロである結婚相談所にも正解はありません。

私は現在持病を抱えている既婚者です。健康だったらどんなにいいかと落ち込む事もありますが、今の環境でベストを尽くすしかありません。

そんな私の考える、持病持ちの人がパートナーを見つける最善の方法は下記の通りです。

持病があると婚活が不利

残念ながら、慢性的な病気を持っていると婚活に不利なのは事実です。例えば全く同じ条件の相手がいたとします。

上記の二人を比較すると、やはり健康な人の方が人気です。たぶん誰でもそうでしょう。

「病気を隠して結婚」はおすすめしない

婚活を有利に進めるために、「持病は隠すべきだ」という人もいます。

この意見も一理あります。持病を隠す方が、婚活を有利に進められるのは間違いありません。

どのタイミングで持病のことを伝える？

結論としては持病のことを伝えるタイミングに、はっきりとした正解はありません。

どのタイミングで話してもきっと相手は驚き、身構えるでしょう。

上記のような要素があり、非常に悩ましい問題です。あえて言うと、あなたが話したいタイミングで、話せる範囲を話すべきです。

私の結論：結婚を意識したタイミングで話すべき

繰り返しになりますが、持病をカミングアウトするタイミングに明確な答えや経験則はありません。

とはいえ上記のように思う方もおられるでしょう。私だったら結婚を意識したタイミングで話します。理由は下記の2つです。

不特定多数の人に持病のことを知られたくない

私は自分のことをオープンに話すタイプではありません。持病のことをわざわざ職場の同僚や友人・知人に知られるのは嫌です。

婚活の中でいろんな人に持病のことを話して、もし知り合いに持病のことが知られたら困ります。

いきなり持病を告げると「足切り」されやすい

出会っていきなり持病のことを伝えると、露骨に避けられます。これはどれだけハイスペックの人でも同じです。

病気のことを伝えない場合のモテ度を10とすると、伝えた場合のモテ度は2～3くらいまで落ちます。

しかし結婚を意識するくらい親しくなってからカミングアウトすれば、関係をバッサリ切られる確率は減るでしょう。

結婚したいなら、持病の有無に関わらず結婚相談所がおすすめ

結婚を前提とした真面目な出会いを求めるなら、持病の有無に関わらず結婚相談所がおすすめです。

結婚相談所は「活動料金が高い」というデメリットがありますが、下記のような点でおすすめします。

持病への対応は結婚相談所によってバラバラ

結婚相談所でも、持病を抱えていて真剣に悩んでいる人はもちろんいます。

しかし結婚相談所でも明確なルールや方針は決まっておらず、仲人によって対応がバラバラなのが現状です。

結婚相談所ではプロフィールで嘘をつけない

まず前提として、結婚相談所では入会時に各種証明書の提出が必須となっています。

例えば年収を高く書いた方がモテる訳ですが、そんな嘘を書かれたら困るからです。そのためマッチングアプリのように、プロフィールで嘘はつけません。

結婚相談所の会員は全員が将来的に結婚することを望んでいるので、嘘をつかれると大問題になりますからね。

それでは持病についても診断書の提出が必要かというと、現在は明確なルールが決まっていない所が多いです。

結婚相談所によって対応はバラバラ

繰り返しになりますが、多くの相談所団体は病気に対して明確なルールを設定していません。そのため結婚相談所によって対応はバラバラです。

最近は個人情報保護の観点から、「絶対にプロフィールに書け」とは言われません。そのため病気の申告は、本人と相談所の仲人へ判断が委ねられます。

「プロフィールに堂々と書くのが筋である」派の意見

結婚相談所では重要な情報を事前に伝えるのが筋だ。
隠すのは双方にとって時間の無駄になる。

「真剣交際へ進む前には話すべきである」派の意見

せめて結婚を前提とした交際をする前には話しておくべきである。
それ以降に話すと精神的・時間的にダメージが大きくなる。

「隠し通して、結婚後に話すべきである」派の意見

病気のことを伝えるとお見合いを組めなくなり、いつまで経っても成婚できない可能性がある。
結婚するまで隠し通すべきだ。

どの意見も一長一短です。ただ明確なのはプロフィールに持病のことを書くと、申し込み数が露骨に減ります。

婚活について知識・経験が豊富な結婚相談所の仲人でも、はっきりした答えはありません。

持病は重大な個人情報

自分を悩ませる病気のことを、日常生活では隠している人がたくさんいます。

相談所のプロフィールに記載すれば、会員限定とは言え多数の人に知られることになります。万が一知人が入会していたら、そこから周囲に情報が漏れるかも知れません。

真剣交際に進む直前に告白するのが妥当？

以上のことを踏まえて、私なら真剣交際に進むタイミングで病気のことを話します。

何度かデートを重ねて、信頼ができた相手にだけ持病を告げるのが良いでしょう。

そのお相手とはいろいろあって交際終了しましたが、病気のことを告げられるには良いタイミングだったと思います。

持病持ちの婚活体験談

ここまでいろいろ言ってきましたが、実は私も結婚相談所での活動中に重い病気になりました。

結婚を前提とした「真剣交際」の期間中に、耳に病気があることが発覚したのです。

病気のショックに加えて、「結婚が破談になったらどうしよう」という不安に襲われました。

交際相手には正直に打ち明けた

とても落ち込みましたが真剣交際中ということもあり、交際相手とその両親には正直に伝えようと考えました。

当然ですが心配はされました。そのため「もし病気が悪化しても、問題無く働く」という趣旨の説得を行いました。

結果的には納得して頂き、めでたくゴールインして現在に至ります。

無事に結婚、でもやっぱり心配

結婚したとはいえ、以下のような心配事は、完全に解決した訳ではありません。

負い目に感じすぎないこと

病気は誰にでも起こりうることです。今は健康な人だって、10年後も健康でいられる保証はありません。

そのため持病について、過度な引け目を感じる必要はないのです。負い目に感じすぎて、婚活が消極的になるのは良くないパターンです。

諦めずに続けていれば、きっとあなた好きになってくれる相手が現れます。

最悪の場合を恐れても仕方ない

病気の悪化や子供への遺伝を恐れて、結婚に消極的な気持ちになるかもしれません。

最悪のケースを恐れず、今を楽しい気持ちで過ごすことも大事です。

何でもかんでも心配していては、暗い気持ちになるばかりです。自分にコントロールができない部分は、気にしないようにしましょう。

心配しすぎず、気楽に婚活する

病気は周囲の誰に相談しても、そう簡単に悩みが解消されません。持病は他の人が思う以上に辛い思いを抱えるものです。

今のあなたもきっと持病のことで頭がいっぱいでしょう。しかし気持ちがネガティブでは、上手くいくものもいかなくなります。

上記のように考える方が、案外良いお相手が見つかったりします。今時は生涯独身も立派な選択肢ですから、気楽に婚活を楽しむ気持ちで挑みましょう。

【まとめ】婚活で持病はいつ打ち明ける？病気は隠さず告白するべき？

いかがだったでしょうか。本記事の結論を再掲します。

持病と結婚は切っても切れない関係です。私は結婚とは生活そのものだと思います。

病気は生活に影響を与えますから、交際相手が気にするのも当然でしょう。しかし持病があっても、結婚している人がいることも事実です。

病気はつい暗い気持ちになってしまいますが、前向きな気持ちで頑張りましょう。あなたに素敵な出会いがあることを願っています。