【真剣交際】両親への挨拶はプロポーズ前がおすすめ!結婚挨拶の流れを徹底解説

両親への結婚挨拶の流れについて

「結婚相談所ではいつ両親に挨拶するの?」「どんな流れで進めるのか分からない…」と悩んでいませんか?

お見合いで出会った場合でも、入籍前には両親への挨拶が必須です。「婚約相手の両親へ挨拶する」ことに慣れている人などいないので、不安になるのは当然ですよね。

本記事では両親への結婚挨拶の流れや話の切り出し方、手土産・服装などについて解説します。挨拶の流れを予習して、相手の両親に好印象を持ってもらいましょう。

また結婚相談所での活動の流れについては、それぞれ下記の記事に詳しく書いています。よければこちらもご覧ください。

目次

真剣交際で両親への挨拶はプロポーズ前がおすすめ!

真剣交際中に結婚への意思が固まったら、両親へ結婚挨拶に行きます。

ルールで厳密に決まっているわけではありませんが、おおよそ下記のような流れで進めます。

  1. 真剣交際に進む
  2. お相手女性のご両親へ挨拶
  3. プロポーズ
  4. 婚約指輪の購入
  5. 成婚退会
  6. 両家の顔合わせ
  7. 入籍、結婚生活への準備

もちろんルール上は問題ないので、両親への挨拶を成婚退会後にしても構いません。

されどわ

どのような順番で進めるかは、お相手や家族の希望を優先しましょう。

しかし下記の理由から、プロポーズ前に両親へ挨拶するのがおすすめです。

  • プロポーズ後のトラブルを軽減できる
  • プロポーズ前なら軽い挨拶程度で済むので楽

プロポーズ後のトラブルを軽減できる

相手の両親とトラブルが起こり、破談になるケースはあります。婚約指輪を渡してプロポーズを行い、成婚退会した後に結婚が破談になっては大事です。

高額な費用を支払ったのに結婚もできないという「泣きっ面に蜂」となるのを避けるため、両親への挨拶はプロポーズ前に行いましょう。

プロポーズ前なら軽い挨拶程度で済む

ご両親への挨拶は大事な儀式ですが、プロポーズ前なら軽い挨拶程度で済むのでお互いに気が楽です。

両親には結婚に対して納得してもらい、心の準備をしてもらう必要があります。

結婚が決まった後に挨拶へ行くとその覚悟や重みが全く違ってくるので、プロポーズ前に挨拶を済ませる方が安心です。

まずは両親へ挨拶する日程を調整する

スケジュールの調整

挨拶に行くことが決まったら、スケジュールの調整を行います。

いつ挨拶へ行くか
お互い準備が必要なので、2~3週間後を目安に調整する。
場所はどこにするか
ご両親の家、またはホテルの喫茶店。

当然ながら、ご両親の都合を最優先に考えて下さい。自分の予定は後回しです。

婚約相手・両親・仲人との連携は必須

当然かも知れませんが、ご両親への挨拶の準備には関係者とのすり合わせが必要です。

婚約相手・ご両親に加えて、結婚相談所の場合は仲人にも両親への挨拶について事前連絡をしましょう。下記の理由から、仲人にもご両親へ挨拶に行く事を伝えておくべきです。

  1. 真剣交際中の相手が、両親への挨拶を望んでいるか探ってくれる
  2. 両親への挨拶に関する知識が豊富

結婚を前提に交際しているとはいえ、お相手が結婚への意思を固めきっていない場合もあります。

まずはお互いの仲人を通して、相手が両親への挨拶を望んでいるのか本音を確認してみましょう。

また仲人は多くの会員が両親へ挨拶する所を見届けているので、両親への挨拶に関する知識が他の人よりも豊富です。

されどわ

大事な局面なので、悩んだらすぐ仲人に相談しましょう。

まずは女性側の両親へ挨拶

まずは女性側の両親へ挨拶!

まず女性側の両親へ挨拶に行き、その後に男性側の両親へ挨拶するというのが一般的な流れです。

これは「嫁入り」という言葉があるように、女性が名字を変えて男性の家へ嫁ぐという考え方に由来します。

これは昔ながらの、男性側が女性をもらうという考え方に由来します。ただし「婿入り」の場合は逆で、先に男性側の両親へ挨拶に行くことになります。

いつ挨拶に行けばいい?

挨拶に行く事が決まったら、次はいつ頃訪問するかを決めます。打ち合わせや準備期間も考えて、挨拶へ行く事が決まってから2~3週間後を目安にしましょう。

お相手やご両親はもちろん、あなた自身もそれなりの用意が必要になります。

  • お土産の準備
  • スーツのクリーニング
  • 身上書(釣書)の記入
  • 想定される質問に対する、回答の準備
  • 会話が途切れたときに話す話題の準備

悪い印象を与えないためにも、しっかり準備して挨拶に臨んで下さい。

挨拶の場所を決める

多くの場合、挨拶する場所は下記のどちらかになります。

  • ご両親の家
  • ホテルの喫茶店など

大抵はご両親から提案があるはずですが、特に提案が無ければこちらから提案する事になります。

その場合は、ホテルの喫茶店を勧める方が無難かと思います。ご両親の家を訪れる場合は事前に家を掃除もしますし、それなりに準備が必要ですよね。

ホテルの喫茶店であればその手間が省けるので助かります。

両親への挨拶前に行う準備

お相手のご両親に悪い印象を与えてしまうと、結婚への妨げにもなりかねません。両親へのご挨拶へ行く前には、入念に準備しましょう。

服装はスーツが基本

スーツ姿の男性

結婚の挨拶はスーツが基本です。こんな所で減点を食らうのはもったいないですよね。

両親に結婚を許してもらう大事な場面では、正式な服装をするのは当たり前でしょう。

事前に「カジュアルな服装で良い」と言われている場合でも、ジャケット+綿パンなどのオフィスカジュアルを前提に考えて下さい。

手土産を準備する

挨拶の前には手土産を持参して下さい。挨拶の直前に慌てて、近くのお店で間に合わせのお土産を買うのはNGです。

事前に百貨店の地下などで購入しましょう。注意点は以下の通り。

  • 3000円~5000円くらい。
  • 生もの等、賞味期限が近いものは避ける。
  • 好みを事前に聞いておくのがベター。

ちなみに私は、「とらや」の中型羊羹を持っていきました。

サイズが小さいと軽い感じもするので、これくらいのサイズが良いかと思います。何にしたらいいか分からない人にはおすすめです。

高級すぎる手土産はやめておこう

失敗をしたくないという思いから、ついつい値段の高いお土産を選びたくなります。

しかし高級すぎるとお返しのハードルが上がり、相手に負担をかけてしまいます。高級すぎる手土産はやめましょう。

身上書(釣書)を準備する

必要に応じて身上書も準備しよう

家庭によっては、身上書(釣書)を求められるケースもあります。

身上書(釣書)とは?

身上書とは、あなたの経歴や家族構成を書いた用紙です。

縁談の時にお相手と交換して話を進めます。要するにプロフィールの用紙ですね。

どうせ挨拶に行けば、相手のご両親からあれこれ聞かれます。事前にまとめておいて、それを見てもらう方が話もスムーズですよね。

身上書に使う便せんは、白の無地または掛け線の入ったものを選びましょう。下記のような便せんです。

基本は白い封筒・便せんに筆ペンを使って手書きで記入します。書き損じた場合は、諦めて一から書き直してください。

また注意点として、自分が身上書を書くなら相手にも書いてもらうのが一般的なしきたりです。

事前の報告も無く、挨拶の場でいきなり身上書を出すとビックリされるので注意しましょう。

されどわ

身上書を渡すかどうかは、相手との打ち合わせが必須ですね。

両親へ挨拶に行く当日の流れ

ここまで準備をしっかりしたら、あとは本番を迎えるのみです。

当日はどのような流れになるのか、イメージしておきましょう。大まかな流れは下記の通りです。

まずは自己紹介から

出会ったらまずは簡単に自己紹介です。

男性

初めまして○○と申します。今日はお忙しい所、お時間をつくって頂きありがとうございます。

その後、席に着いたら再び挨拶をします。

手土産を渡す

その後、持参した手土産を渡します。何か気の利いたひと言を添えられるといいですね。

  • 「最近テレビで紹介されている人気のお菓子です。」
  • 「地元で有名なお菓子です。ぜひ召し上がってください」
  • 「○○さんのお父さまの好物だと伺いましたので」

ちなみに私は失敗しています。「○○(商品名)です」と言っただけで、その後話を広げられませんでした。

添える言葉もあらかじめ準備しておきましょう。

和やかに歓談

お土産を渡してすぐに結婚の報告、ではなく最初は歓談から始まります。最初に和やかな雰囲気にして、結婚の話を切り出しやすくしましょう。

大抵はご両親から話を振ってくれるので、それに答えながら話を広げるイメージです。

結婚の報告を切り出す

ついに結婚の報告!!

歓談の会話が途切れたら、結婚の話を切り出します。ダラダラ話しすぎると両親も「まだかな?」となるので早めに話しましょう。

◎こんなセリフで伝えよう
  • 「○○さんと結婚したいと思っています」
  • 「2人の結婚をお許し頂けないでしょうか」
×こんなセリフはNG!
  • 「○○さんを僕にください!」
  • 「○○さんと結婚することになりました」

結婚とは家族ぐるみの付き合いなので、両親のお許しが必要です。「結婚を許して欲しい」というスタンスで喋りましょう。

再び歓談に戻る

無事に結婚の報告が済んだら、再び歓談に戻ります。もしお許しが貰えても気を緩めず、集中して望んでください。

もちろん話の流れによっては結婚を認めてもらえない事があるので、その場合は歓談が無く一旦解散する事になります。

結婚の話が終わったら、そこそこで切り上げる

そこそこで退散しよう

ある程度会話が盛り上がったら、キリの良いところで帰りましょう。2~3時間程度が目安です。

親御様としても、知らない男と何時間も話すと疲れますよね。とはいえ挨拶に来た立場で「そろそろ帰ります」と切り出すのは難しいかもしれません。

大抵は親御様から提案してくれます。事前に彼女から切り出してもらうようにお願いしておくといいですね。

されどわ

逆にあなたの両親へ挨拶に行ったときは、帰るタイミングを切り出してあげましょう。

挨拶の後に食事に誘われても、一旦は断りましょう。何回か誘われた場合、断り続けるのも失礼なのでその時は食事へ行きます。

両親への挨拶を円滑に進めるコツ

ここまでご両親への挨拶の流れを解説しました。ここからは更に挨拶を円滑に進めるためのコツをご紹介します。

明るく、ハキハキと話すこと

明るく、ハキハキと話すこと

お相手のご両親には、明るくハキハキ話すことを意識しましょう。ここで覇気が無く、暗い応対をするとご両親は不安に感じます。

あらたまった場で話す事は大変ですが、自分の言葉で話すことを心がけましょう。

私は声が小さくなりました…。

私も「挨拶の場では明るく話す方が良い」というのは分かってはいました。

しかしいざ本番になると、自信が無くなり声のボリュームが小さくなってしまいました。

結婚の挨拶は慣れない場所、慣れない相手で大変ですよね。ここまで来たら開き直って、負けずに頑張って下さい。

想定される質問には答えを準備しておく

よく聞かれる質問には、自分の中で回答を準備しておきましょう。

  • あなたの仕事内容について
  • 2人のなれ初め
  • 結婚後はどこに住むつもりか
  • 転勤はあるのか
  • 共働きか、専業主婦か
  • 結婚式は行うのか

このあたりは大事なので、彼女ともしっかり話して整理してください。

話題も準備しておく

基本的にはお相手のご両親が話を振ってくれるはずなので、それに応答する流れです。

ご両親があまり話さないタイプだった場合は、自分からいろいろ話題を提供することになります。

  • 政治の話題
  • 宗教について
  • 病気などの話題
  • 自慢話

上記のような危険な匂いのする話題は避けましょう。逆にそれ以外なら何を話しても良いと思います。

  • 天気の話
  • 季節の話
  • 趣味
  • 仕事
  • 家族について
  • 結婚相手の小さいことの話
  • 飼っているペットについて

この辺りは鉄板です。お見合いや婚活パーティーと同じ要領ですね。

新郎の父

やっぱり普通に受け答えできる人の方が、安心感があるよね。

押しつけがましくならない程度に、あなたの人となりを分かってもらいましょう。

「両親に安心感を与えること」が重要

注意するポイントは色々ありますが、大事なのは両親に「あなたと結婚する事に安心感を持ってもらう」ことです。

新郎の父

彼なら娘と結婚しても大丈夫そうだな。

  • 結婚後の生活についてしっかり考えている
  • マナーを守り、気遣いができる
  • ハキハキと喋り、世間話が上手にできる

上記のような人だったら、我が子を安心して送り出せますよね?

細かいマナーももちろん大事ですが、親御様はあなたが自信を持って挨拶をする事を望んでいます。

結婚に反対された場合は?

親御様に結婚を反対された場合もあります。耳が痛いかもしれませんが、「反対する理由」をしっかり聞いておきましょう

それが解決できる問題であれば、解決する姿勢を見せる必要があります。彼女や仲人とも相談してください。

解決が困難な場合も諦めず、何度か足を運ぶことで理解を得ましょう。

その後は成婚退会、両家顔合わせへ進む

両親への挨拶が無事に済んだら、結婚相談所での活動は一段落となります。

仲人へ報告を行い、成婚退会へ動き出しましょう。また挨拶の後は、両家の顔合わせを行います。

挨拶後にやることリスト

  • 成婚退会
  • 両家の顔合わせ
  • プロポーズ
  • 婚約指輪の購入
  • 結婚式の準備
  • 入籍、結婚生活への準備

まだまだ課題は山積みです。愛の力で乗り越えましょう。

【まとめ】真剣交際で両親への挨拶はプロポーズ前がおすすめ!

親御様への挨拶は誰でも緊張します。人生でこういう場面ってなかなか無いですよね。

されどわ

私はすぐ緊張する方なので、本当に苦手です。

失敗したくないからとオドオドすると、かえって変な感じになるので自信を持って対応するように心がけました。

大事な場面こそ逃げずに、堂々と立ち向かう気持ちが大切です。最後まで気持ちを引き締めて頑張りましょう。

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