結婚相談所は成婚へ向けてスムーズに活動するため、交際に『仮交際』『真剣交際』と2つの段階があります。
仮交際が『お友達としての交際』なのに対して、真剣交際は『結婚を前提にした交際』という位置付けです。
真剣交際まで進んだカップルのうち、およそ7割はそのまま成婚退会します。成婚へ向けて活動をスムーズに進めるため、結婚相談所のルールを事前に学んでおきましょう。
また結婚相談所での活動の流れについて、それぞれ下記の記事に詳しくまとめたのでよければこちらもご覧ください。
婚約指輪に迷ったら
銀座ダイヤモンドシライシ真剣交際は結婚相談所の終盤戦
真剣交際へ進むと、『友達』から『結婚を前提とした恋人』と大きく関係性が変わります。
結婚への意思が固まらない状態で真剣交際へ進むと、後々トラブルの元になるので慎重に進めないといけません。
そのため真剣交際へ進むのはかなりハードルが高いです。下記はそれぞれのステップへ進む確率の目安です。

もちろん結婚相談所の会員には1人目にお見合いした人とそのまま成婚退会する猛者もいますが、一般的に真剣交際へ進むのは至難の業です。
仮交際と真剣交際は全然違う

繰り返しになりますが、仮交際は通常の恋愛と同じく『友達としてのお付き合い』という状態です。
ところが真剣交際へ進むと、『結婚を前提とした交際』まで一気に加速します。友達から一気に結婚の対象まで進むため、仮交際と真剣交際は天と地ほど違います。
真剣交際から3ヶ月以内にはプロポーズする
真剣交際へ進んだら、プロポーズへ向けて準備を始めます。まさに結婚間近という状況になるため、中途半端な気持ちで真剣交際へ進んではいけません。
多くの結婚相談所では、真剣交際に入ったら3ヶ月間を目安にプロポーズする事が推奨されています。
結婚相談所の女性は年齢が重要

真剣交際から3ヶ月以内にはプロポーズするの?
いくらなんでも早すぎない?
真剣交際に入ると短期間で成婚へ向けて動くため、『こんなに短期間で決めて良いのか』と不安に感じるかもしれません。
しかし結婚相談所の女性にとって、年齢は命より大事です。『若くて美人』な女性は、少々性格が悪くても人気があります。


そんな女性たちにとって『ダラダラ付き合って、結局捨てられる』というのは最悪の事態です。
婚活では『女性は一日でも若い方が有利』という現実があります。もちろん男性にとっても時間は有限で、真剣交際の期間中も安くない活動費を支払わないといけません。
結婚相談所はその点をよく理解しており、悩む時間に期限を定めているのでしょう。
真剣交際の期間中には何をするべき?


真剣交際の期間中にやるべき事は下記の通りです。
- 結婚後の生活について話し合う
- 両親への挨拶
- プロポーズ
- デートを楽しむ
結婚準備を始めながら、これまで以上にデートを楽しみましょう。
①結婚後の生活について話し合う
真剣交際は結婚の前段階です。このタイミングで結婚後の事について話し合いましょう。
- 結婚後に住む場所
- 共働きか、専業主婦になりたいのか
- 家族との同居を希望するのか
- 子供が欲しいか
- 持ち家を購入したいか
- 結婚式は挙げたいのか
仮交際の間はフラれないために、とにかく相手に嫌われないように気を遣わないといけません。
しかし真剣交際の段階では、嫌われそうな話題も積極的に話しましょう。入籍してから『やはり価値観が合わない・・。』と後悔しても手遅れです。



お互いの結婚観は、真剣交際の期間中にすり合わせてください。
すべての価値観が合う事は無いでしょうが、お互いに歩み寄りこれからの生活を話し合いましょう。
不安なことは仲人や家族に相談しよう
結婚後の生活について話し合う中では、不安を感じる事も多いでしょう。
心配なことがあれば2人だけで無理に解決しようとせず、仲人や家族とも情報共有してください。人生の先輩としてアドバイスがもらえます。
②両親への挨拶
両親への挨拶は成婚退会後に行っても構いません。どのタイミングで挨拶するかは、お相手や家族の希望も優先しましょう。
しかし下記の理由から、プロポーズ前に両親へ挨拶するのがおすすめです。
- プロポーズ後のトラブルを軽減できる
- プロポーズ前なら軽い挨拶程度で済むので楽
両親の挨拶については下記の記事で詳しくまとめたので、よければこちらもご覧ください。
③プロポーズをして、無事に成婚退会


真剣交際中にお互いが結婚への意思を固めたら、いよいよプロポーズとなります。
結婚相談所のプロポーズは一般的なものと同じですが、相談所は『3ヶ月以内にプロポーズする』というタイムリミットがあるので少々急いで進行させる必要があります。
このプロポーズが成功すれば、いよいよ成婚退会へ向かって動き出します。
④デートを楽しむことも大事
真剣交際では結婚に向けて具体的に行動する必要があります。そんな中でも、2人の時間を楽しんでください。
真剣交際の段階では両想いなのが分かっていて、とても幸せな時期です。初めての事が多く大変な時期ではありますが、デートも楽しみましょう。
真剣交際で破局するケース
真剣交際は好きな相手を独り占めできる楽しい期間ですが、もちろん交際が終了する可能性もあります。
相談所の様子を見ていると、真剣交際へ進んだ人のうち3割程度は破局して戻ってきます。
仮交際の時にフラれる場合よりも精神的なダメージが大きく、そのまま退会してしまう人もいます。フラれる理由は下記のパターンが多いです。
- 結婚後の生活について話がまとまらなかった
- 相手の嫌な部分が見えてきた
- 持病や家族について深刻な問題が発覚した
- そもそもそんなに好きじゃなかった
①結婚後の生活について話がまとまらなかった
真剣交際に進んだら、結婚後の生活について本格的に話し合う必要があります。
- 結婚後に住む場所
- 共働きか、専業主婦か
- 子供の有無
これらの話し合いでお互いの意見がまとまらず、別れるカップルは多いです。意見が完全に一致する事はまず無いので、お互いに歩み寄る努力が必要となります。
②相手の嫌な部分が見えてきた
仮交際の時は『相手にデートを楽しんでもらうこと』に全力を注げば良いのですが、真剣交際になると話しにくい事も伝える必要があります。
また仮交際の頃以上に2人で過ごす時間が増えるため、それまで見えなかった嫌な部分が見えるかもしれません。
③持病や家族について深刻な問題が発覚した
『問題を隠していた、あるいは本人が問題だと思っていなかった』事が真剣交際の時点で発覚するパターンもあります。
- 持病があることを隠していた
- 家族に関する問題があった
- 宗教などの問題があった
もし心配な点がある場合は、真剣交際に進む前にすべて話しておきましょう。
④そもそもそんなに好きじゃなかった
『なんとなく流されて真剣交際に進んだけど、実はそんなに好きじゃなかった』というケースです。
自分が困るだけでなく、お相手を大きく傷つける事になります。真剣交際へ進むのは『結婚したい』と強く思った時だけにしてください。
【私の失敗談】『なんとなく』で真剣交際に進むのは危険!





お相手が真剣交際に進みたいとおっしゃってます!
ぜひ真剣交際に進みましょう!



結婚へのイメージがわかないな。
でもとりあえず真剣交際に進んでみよう!
私は『なんとなく』で真剣交際へ進み、結局こちらから別れを告げた事があります。
相手の事を好きなのかどうか分からないまま、真剣交際に進んでしまったのです。結婚が目の間に迫った時に、私は怖くなりました。



今の相手と結婚したいのか分からなくなってきた!
真剣交際は終了しよう!
せっかく真剣交際へ進んだ相手ですが、最終的には私の方から交際終了してしまいました。
しかしその後はなかなか良い女性とは巡り会えず、婚活長期化という地獄に落ちました。
真剣交際では一刻も早い決断が求められる
私が上記の失敗から学んだのは、下記の点です。
- 何回も会っていると、愛着が湧いて別れにくくなる。
- 『長い間交際したのに、今更別れたらかわいそう』という気持ちが湧いて決断できなくなる。
- 真剣交際に進むと毎週出会えるので、相手へのありがたみが薄れる。
- 『隣にいるのが当たり前』になってありがたみが無くなる。
要するに『早く決断した方がいいよ』ということです。別れるなら被害の少ない仮交際の時点で別れる、真剣交際へ進んだら早急に結婚に向けて動くべきです。
結婚は人生において重大な決断でつい慎重になりますが、決断を後回しにすると事態は悪化します。
真剣交際期間は幸せな期間。スキンシップもOK!


繰り返しになりますが、仮交際ではたくさんフラれます。そんな中で素敵なお相手と真剣交際に進めた時は、嬉しくて仕方ないでしょう。
仮交際の頃は我慢していたスキンシップや家デートも、真剣交際ならある程度は許されるようになります。
好きな相手を一人占めできる期間
仮交際の間は、他のライバルと並行交際して交際していました。真剣交際に進むと、好みの相手を一人占めできます。
デート後にいつフラれるかヒヤヒヤする仮交際と比べて、真剣交際では安心してお相手と向き合えます。苦労の末にたどり着ける、幸せな期間だと思います。
キス・手をつなぐ等のスキンシップはOK
結婚相談所で行うスキンシップの目安は以下の通りです。
交際状況 | 手をつなぐ | キス | 婚前交渉 |
---|---|---|---|
お見合い | × | × | × |
仮交際 | △ | △ | × |
真剣交際 | ○ | ○ | × |
真剣交際の段階では、手をつないだりキスをすることはむしろ推奨されています。むしろ真剣交際に進んだのに手をつながないのは不自然な気もします。
ただし婚前交渉はNGです。せっかくここまで頑張ってきたのに、『相談所に婚前交渉がバレて強制的に成婚退会させられた・・』なんて事が無いようにしましょう。
家デートもOK
仮交際の段階では多くの相談所で家デートを禁止しています。



そもそも、仮交際の時点で家に誘われたら警戒するよね・・。
一方で真剣交際の期間中は『付き合っている』状態なので、家デートも問題無しと考える相談所が多いです。
- いつもとは違ったデートが楽しめる
- 普段の生活環境を見ることができる
- 結婚後の生活がイメージできる
上記のようなメリットがあるため、お家デートも織り交ぜるのがおすすめです。
成婚退会後にやること
成婚退会した後も、やるべきことがたくさんあります。下記はその一例です。
- 両家の顔合わせ、結納
- 結婚指輪の購入
- 結婚式の準備
- 新居探し
これまで体験したことの無いイベントばかりだと思いますが、頑張りましょう。
真剣交際になったら成婚に向けて動きだそう
今回は結婚相談所の最終盤である、真剣交際についてまとめました。
- 真剣交際は仮交際と大きく異なり、『結婚を前提とした交際』になる。
- 真剣交際へ進んだら、①結婚後の生活について話しあい②プロポーズの準備をする。
- キス・手をつなぐ等のスキンシップはOK
個人的には、仮交際から真剣交際へ進むタイミングが1番難しいと思います。真剣交際へ進めずに、道半ばで退会していく人はたくさん居ます。
その苦労を乗り越えて真剣交際へ進んだのだから、成婚へ向けて進めたいですよね。
不安なときは仲人や家族にも相談しつつ、問題を解決しましょう。あなたが幸せな結婚にたどり着く事を願っています。
プロポーズにおすすめ
銀座ダイヤモンドシライシ
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